フェンシングとは


フェンシングの試合は互いに向かい合った二人の選手によって行われます。

フェンシングにはフルーレ、サーブル、エペの三種目が存在します。

フルーレ

フルーレとは真剣の練習用として開発されたものに由来します。
フルーレは四角い柔軟で軽い剣です。剣先にポイントが付いており、突きだけが得点となります。フルーレには有効面があり胴体のみが得点となります。
また、フルーレには「攻撃権」があります。先に腕を伸ばし剣先を相手に向けた方に攻撃権は生じます。両方の選手が相手の有効面を突いたとき「攻撃権」のある方が優先され得点が入ります。

サーブル

ハンガリーの騎兵隊の剣技から競技化した種目です。サーブルは突きだけでなく斬りも有効です。相手の有効面を剣先か剣身、あるいは刃の部分で触れれば良いです。
サーブルの有効面は腰より上の上半身全てです。騎兵隊の剣技から派生した種目のため、馬を傷つける下半身は無効となります。
サーブルにもフルーレと同じく「攻撃権」があります。

エペ

エペの剣は、伝統的な決闘用の武器に最も近いです。長くて真っ直ぐな比較的重たい剣です。三角形の曲がりにくいブレードに大きくて丸いお椀型のガードが付いていることもエペの剣の特徴です。また、剣先にポイントが付いており、フルーレと同じく突きがのみが有効となります。
有効面は頭から足先までの全身です。また、同時突きも有効で「攻撃権」も存在しないためエペの試合は決闘に近い形です。

引用

SUPER FENCING公式サイト

http://super-fencing.com/index.html